ハーフサイズカメラやトイカメラ、二眼レフ……。
昔懐かしいフィルムカメラで撮った写真と、カメラ本体を紹介します。
ましかく写真とハーフサイズが中心です。
また、レストアや改造情報はブログで随時掲載しています。
Home > Camera, Photo
初めて使った二眼レフです。思った以上にきれいに撮れていたので、以来、ましかく写真にはまるきっかけとなりました。太陽堂という神田にあったメーカーのカメラで、レンズについているギアを回してピントを調節します。ヤシカフレックスみたいな前板繰出式よりも、自分がピントを合わせている、という気がしますね。
シンプルで使いやすく、色合いもしっかりしています。35mmフィルムよりも大きいブローニーだから、細部までよく写っていると思います。ミラーが少々暗いので、ピントを合わせにくいのが玉に瑕。
Photo1 | Photo2 | Photo3
二眼レフ・120mmフィルム: 太陽堂、1953年
黒のベークライト (プラスチック) がレトロな、かわいいドイツのカメラです。とっても軽いし、レンズ部分がねじのように回転して小さくなるので、持ち運びに便利です。
あっさりとした色合いで、四隅はてろてろに流れます。ゆるめのましかく写真が撮れますよ。
Photo1 | Photo2 | Photo3
トイカメラ・120mmフィルム: パウファ、1956年
シャッターボタンを押すだけで撮影できる、簡単なトイカメラです。もともとは子ども向けに作られたものですが、しっかりと写りますよ。初代のフジペットよりもデザイン的なかわいらしさが減ってしまいましたが、露出はカメラが自動的に決めてくれるので便利。フィルムを入れる機構や巻き上げのしやすさなど、ホルガとは違って細かいところまで使いやすくできているのが特徴です。
クセのない色合いです。1m以上離れると、ピンぼけせずにキレイに撮れますよ。
Photo1 | Photo2 | Photo3
トイカメラ・120mmフィルム: 富士フイルム、1961年
ドイツのメーカー、ビローラによるトイカメラです。ビローラは、ボックスカメラ (四角いボックス型のカメラ)をたくさん作っていました。ブローニーフィルムを使うんですが、4×4の写真が16枚撮れますよ。普通は12枚なので、4枚分得した気分に (その分、写真もちっちゃくなります)。
淡い感じで、ほんわかしたましかく写真になりますね。
Photo1 | Photo2 | Photo3
トイカメラ・120mmフィルム: ビローラ、1962〜63年
チープなプラスチックカメラです。が、不思議な写真が撮れるのが特徴です。フィルムを現像に出して、できあがってきたとのを見るといい意味で期待を裏切った写りをしてくれます。
四隅が黒くなったり (光量落ち)、色合いがヘンだったりするけど、それがホルガの魅力。
Photo1 | Photo2 | Photo3
トイカメラ・120mmフィルム
シンプル・イズ・ベストな二眼レフです。少ない部品で低価格を実現しましたが、写りはしっかりしており、決して安くはありません。シャッター音が静かなので、最初は本当にこれで写真が撮れているのか心配でした (笑)。他の二眼レフよりも若干小さめで、手になじみやすいのがいいですね。ストラップは穴が大きく市販品では入らないので、自作する必要があります。
青色が特徴的で、ネガで撮ると空がきれいな水色になります。
Photo1 | Photo2 | Photo3
トイカメラ・120mmフィルム
おもちゃカメラですが、作りはしっかりとしていてお散歩カメラに最適です。パチパチとシャッターを切るだけですが、唯一残念なのはファインダー部分がおまけみたいな感じでどこを撮っているのかが確認しにくいこと (笑)。
昭和30年代の懐かしい感じがします。レンズがF8と暗いので、高感度フィルムを入れて撮影すると夕方や曇りの日にも使えますよ。
●アニーハーフのPhoto 1 を見る!
●アニーハーフのPhoto 2 を見る!
ハーフサイズカメラ・35mmフィルム: 豊栄産業、1960年
リコーが作ったハーフサイズカメラで、ロングセラーとなったのがこのオートハーフです。距離合わせ不要でシャッターを押すだけの簡単カメラ。
機種が古いせいか、淡い色合いとなります。この初代オートハーフが一番デザインがいいと思うのですが、ISOが200までしか対応していないのが残念。
Photo1 | Photo2 | Photo3
ハーフサイズカメラ・35mmフィルム: リコー、1962年
たばこの箱と同じ位の大きさですが、ずっしりとメカが詰まっている感じがします。ゼンマイを巻くと、シャッターを押した後にジーコジーコと自動的にフィルムを巻き上げてくれます。面倒な距離合わせや露出も不要、しかもハーフサイズなのでデジカメ感覚でたくさん撮れますよ。
淡いカラーが特徴で、チェキ用の接写レンズとも相性がいいので気軽に接写が楽しめます。でも、暗いところはちょっと苦手でぼんやりした感じになります。初代と違ってISO400まで対応しているので便利です。
Photo1 | Photo2 | Photo3
ハーフサイズカメラ・35mmフィルム: リコー、1966年
軽くて小さい、ハーフサイズカメラです。表面はマット仕上げなので、手に吸い付く感じでカメラを落とす心配もありません。現在製造され、新品で購入できる唯一のハーフサイズカメラといえますね。バッグに入れたり、首からぶら下げたりしても軽いので邪魔になりません。
さわやかな印象の色遣いで、あっさりとしています。暗いところは苦手。
Photo1 | Photo2 | Photo3
ハーフサイズカメラ・35mmフィルム
一度見たら忘れられない、斬新なデザインが目を引きます。目測ですが、しっかりと写りますよ。チェキ用の接写レンズとも相性がいいので、重宝しています。1963年、グッドデザイン賞を受賞。
ナチュラルな色遣いで、チェキ用の接写レンズを使えば30cmまで寄って撮れますよ。
Photo1 | Photo2 | Photo3
ハーフサイズカメラ・35mmフィルム: キャノン、1963年